drop aroundオリジナルのワークコート。2020年頃より、ものづくりの人達に愛用いただく機会が増えたことから「画家のコート」に改名しました。
この天日干しコットンの墨色は2024年秋から定番生地、定番カラーになりました。リネンに比べて織りの密度がぎっしりしていて、ドライで頑丈な質感です。
黒に近い濃いグレーは、着るシーンを選ばない万能カラーです。
「画家のワークコート」は男女兼用で、白衣や制服の代わりになるような羽織りものが欲しくてつくった1着です。イギリス軍のウール製の軍モノのコートについていたライナー(防寒のための取り外し可能な裏地)のかたちを分解して、はたらく自分たちの欲しい機能を足してつくりました。春や秋にはアウターとして、秋〜冬にかけては、室内着、仕事着、厚手コートの下のカーディガン代わりに、とちょうどよく使い回しができる1着。羽織るだけでなんとなく雰囲気のあるスタイルに仕上がる万能なコートでもあります。
・着丈(後ろ見頃のネックポイントより裾までで計測):88cm
・身幅(ウエストラインでの前後を併せた幅):120cm
・後ろスリット入り(スリットの長さ:32cm)
・前見頃に2ポケットつき(ポケット寸法:ポケット口18cm×14.5cm×20cm)
・3つボタン(デッドストックの樹脂ボタンを使用しています)
・左前あき
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(素材と洗濯・色落ちについて)
綿100%の生地を国内で染めて天日干ししたのち、洗いにかけた生地を使用しています。丈夫でやや硬さがありますが、独特のシワ感があり洗いざらしのような自然な風合いが魅力です。
色落ちはほとんどありませんが、お洗濯の際はおうちで洗う場合はネットに入れて単品で弱流水で洗うことをおすすめします。蛍光増白剤、漂白剤成分を含む洗剤のご使用は厳禁です。また、深くシワが入ってしまう心配があるため、乾燥機の使用はお控えください。
(袖のかたち)
ラグランスリーブで、なで肩にもいかり肩にも添う肩のかたちを問わない袖で、手元の作業をしやすくするため、Msizeは通常のコートより袖丈を短くしています。
(襟元のかたち)
また、襟無しなので中にシャツやタートルネックを着たり、ストールやマフラーをまく時にも首元がごわつきません。
(ポケット)
前見ごろに2つ、斜めにカットしたポケットをつけています。スマートフォンや財布、鍵などの貴重品はすっぽり入るサイズです。
(スリット)
ライナーからとったかたちが残っていて特徴的。「しっぽ出しスリット」と呼んでいるお気に入りで、中に着ているものがちらりと見える切れ込みが入っています。